26.03.2014 - Education Sector

「水の学校」で揚子江の維持について学ぶ

© Tang Ming - 中国四川省のBaicao 川での実地研修

2008年に始まった「水の学校」には、中国国内の33万人以上の生徒や市民が参加し、揚子江の持続可能な生態系維持システムの再生に携わっています。

中国を代表する揚子江は、国の発展、歴史、文明、文化に大きな役割を果たしてきました。しかし、何世紀にもわたり人間の活動の悪影響を受けた結果、現在の揚子江は汚染が深刻で、それ自体が太平洋にとって最も重大な汚染源となっています。世界の水質汚染の典型と言えるでしょう。

年間数百万人が、水質の悪さと水不足、洪水の深刻な影響を受けており、安全な飲料水や整備された衛生施設を利用できない人は数十億人にも上ります。

水は、ほかのどの天然資源よりも、共用資源として世界中で人々、コミュニティ、居住地を団結させる役割を果たしています。あらゆる生物や生態系にとって必要不可欠ですし、人が健康を維持し、食物を生産して食糧を確保するために絶対に必要です。

中国の「水の学校」は、インタラクティブで実験的な学習指導方法を採用し、「持続可能な開発のための教育(ESD)」が水の汚染や持続的でない使い方にいかに取り組んでいるかの一例となっています。さらに、人間による活動が水の循環に与えるプラスとマイナスの影響について生徒たちの意識を向上させ、もっと持続可能な形で水を管理し使うためにどういった行動を起こせるかを提案しています。

2008年に始まった「水の学校」では、水をテーマに1,100件以上のインタラクティブかつ革新的な教育活動を行ってきました。今後は、これまでの成功を踏まえて活動規模を広げ、中国全土の主要な流域において、より多くの学校や幅広いコミュニティを巻き込んだ取組みを2018年まで進めていく予定です。

ユネスコは本プロジェクトの主要パートナーの一つです。「持続可能なコミュニティのためのシャングリラ協会」が運営する「水の学校」は、「持続可能な開発のための教育(ESD)に関するユネスコ世界会議2012」において、ほかの24事例と共にグッド・プラクティス(好事例)として紹介されました。

 

 

関連情報リンク〔英語テキスト)

Learning about Water: Multiple-Perspective Approaches

Water School for a Living Yangtze

Water School for a Living Yangtze video

Drinking Water, a Major Health Issue (Cambodia) – ESD Rio+20 video

UNESCO Associated Schools activities and actions about water

Water education for sustainable development: a global synthesis 




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