20.02.2014 - Education Sector

ユネスコ本部で職業体験、日本人中学生「マイ箸を推進します」

Kenji Morishita

ESD〔持続可能な開発のための教育〕とは未来について考えることです。去る1月、日本の中学生が、自らの将来と地球の未来について考えるため、ユネスコを訪問しました。

1月30日、ユネスコESD課で半日間、パリ日本人学校の中学2年生の5人が職場体験に臨みました。ESDや今 年11月に名古屋市で開催されるESD世界会議について説明を受けた後、生徒たちは、新人記者研修を想定し、気候変動、生物多様性、防災の各分野について ESD課の担当職員にインタビューしました。

気候変動に関するインタビューを行った福永樹さんは、「去年1年間に排出された二酸化炭素の推定量が360億ト ンもあると知って、地球がとても危険な状況にあることを実感しました」と話し、さらにこんな質問を投げかけました。「もしESDをしなかったら、あと何年 で地球は滅びますか」。保野永久子さんは「気候変動、生物多様性、防災の3要素は別々ではなく、関連しあって今日の地球環境に影響を与えていることを知っ て、とても驚きました」

しかし、今回の職場体験を指導した森下健司先生は「それなら誰にでも言える内容」といい、「ESDは、知識を得て議論するだけはなく、行動してこそ意味がある」と、生徒たち一人ひとりに自分の考えをさらに深めるよう促しました。

その課題を与えられ、生徒たちはESDに関する活動をより活性化させるための誓いを立てました。具体的には、 ESDについての学校新聞発行等を通じたESDの普及促進、マイ箸(割り箸を使わない)運動の推進、ESDや環境に関する図書の購入促進、災害時に備えて 心身を鍛える等のアイディアが提案されました。森下先生は、「小さな力の集まりが大きな力の集まりとなり、小さなESDの推進が大きな地球を救うことにな る」と述べました。

ESDに関するグローバル・アクション・プログラムの中でも明確に示されているとおり、ユネスコは、青少年 (youth)のもつ、「持続可能な社会の実現に向けた変革の主体としての役割」を支援します。ユネスコは、青少年(youth)がこの役割を果たすため に十分に力を発揮できるよう、彼らの行動を支援する方策を引き続き検討していきます。

 

 




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